くまのエクスペリエンスでは、世界遺産である熊野古道・熊野川を中心にトレッキング・カヌーのガイディングと講習、カヤック・アウトドア用品の販売を行っております。

Winter Mountain Activityって・・・。

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シャモニ最後のスキーはガスがひどくて、
Le Tourの下部を流すのみになりました、
ピステから谷の奥を見上げると、数人の人影が。
よーく見ると氷壁に2人が取り付いていた。

100126Ice Climbingを楽しむ人ものサムネール画像

全く冬の山遊びを全て楽しめるようなここは最高の場所、
「聖地」と言っても言い過ぎではないようです。

スキー場の下では犬ぞりをやってたり、あっちこっちでクロスカントリーや
スノーシューを楽しんでいる。
またCompagnie des Guides de Chamonixのオフィスで連日数十台の
返却スノーシューを整理していた。
リフトにはスキー客だけでなく、
その景色を楽しむお客さんも違和感なく乗ってて、
2~3000mの場所に行き、レストランのテラスでお茶したり、
ワインやビールを楽しんでいる。
これもスキー場の楽しみ方の1つかも知れんなぁ。

100126RescueCostについての案内のサムネール画像

でもリスクや事故のレスキュー費用の勧告も忘れていない。
リフト最下部のオフィスのボードにレスキュー費用の案内を見つけた。
リスクや事故にかかる費用をきちんと把握した上で遊ぶのは
まったく普通のことやなぁ。

そういえば先日のasahi.comで見たけど、
苗場スキー場が最盛期の1/3の集客で
プリンスホテルは夏と冬の営業のみになってしまったと言う
記事には「資本が見放せば終わり」「レジャーとしてのスキーが衰退」
「競技力の低下」などとある。
資本に頼ってたらしいが、巨額な資本でのサービスはお客さんが満足する
レベルにあったんやろうか?
ブームの頃の長いリフト待ちやレストランの席数には顧客満足を得る
サービスの意識が低いように思ったけどなぁ。
どう見ても「ブームでどんな事してもお客さんが来る」的に見えたけどなぁ。
スキーは本当に「レジャー」として根付いていたのかなぁ?
レジャーとして根付いていたのに衰退したのか?
レジャーとして根付かなかったのか?とすればどうしてなのかなぁ?
記事では「競技力の低下にも・・・」となっていたけど、これこそがレジャーとして根付かなかった原因かも・・・と思う。
ここシャモニに来て改めて思うけど、
国内で滑ってたら残念ながら一番最初に耳にしてしまいそうなことやけど、
スキーが上手い、早い、などというのは最後に考えることで、
まずはそれぞれのレベルで安全に楽しめることが一番大切ちゃうんかなぁ、
ここには世界中のいろんな場所から
いろんなレベルのスキーヤーが集まっている、
もちろんスノースポーツが初めての人もいる、でもみんな楽しんでる。
Cafeで技術論を展開してるグループなど居ないように見える、
フランス語が分からんだけかもしれないけど、
みんなの笑い声聞いてるとそうに違いない。
もちろんいろいろなシュチュエーションで、安全に楽しむにはいろいろな状況で安全に滑る技術が必要やとは思うけどね。
それも楽しみつつ覚えていけるように思うし、
そう導くのが僕らの役目なんやろうなぁ。
前に会社をやってた頃まで、あの人はどこの大会で何位、何級、
どんなところ滑った、”うんざり”する程聞いた、
別にどこの大会に出なくても、”級”なんぞ持ってなくても、
安全で楽しけりゃええんちゃうんかなぁ。
今そんなこと聞かなくて良くなって、いつも仲間と一緒に滑りに行って思うのは、
「一番楽しんで滑ろう!」ってこと、
立場上プライベートであってもグループ全体の安全面に注意を払うけど、
やっぱ核心は「Fun」です、いくらひっくり返って、雪まみれになっても、
その日一番楽しんだ人が一番やと思う、そして一番が何人いてもOKやと思う。
僕の仲間はみんなそれぞれ
「自分が一番楽しんでる!」そう思ってる幸せな人ばっかりや。
そんな風にスノースポーツを楽しむことができれば、
みんながそんな風に楽しめれば最高やなぁ。

またスキー場サイドも、スキー場の管理区域外に出る人がいたら、
リフト券没収なんて低レベルなことせずに、
自己責任で行くように勧告すればいいし、
僕らガイドや業界サイドでは、雪崩等のリスクの事&リスクマネジメントを啓蒙していければ、もっと盛り上がるように思う。

幸いニセコは、大先輩を中心とした活動の結果、日本で唯一と言って良い程の「聖地」になりつつある。
国内にも良い先人達がいて、手本にできる所があるんやけどなぁ。
関温泉スキー場の社長の言葉が、心にある。
「スキーヤー、ボーダーはグルーミングしたところよりも、パウダー・オフピステを滑って楽しいはず、だから関温泉は他の人に迷惑にならなければどこを滑ってもOK、
もちろんオウンリスクでね。」
小さいスキー場ながら人気があるのはそういうところなんやろうなぁ。
ここシャモニでもパトロールをたまに見かける、本当に”たまに”
彼らの仕事は決して違反者を取り締まるのではなくて、
安全に楽しんでもらえるように管理する、
雪が降った次の朝はヘリコプターで回ってオープン前にやばいところの
雪を落としてる、そしてオープン中は困ってる人を助けてる、
僕が今まで本州で見てきたパトロールとはちょっと違うように思う。
まったくいろいろなところがちょっとずつ違って、
そのちょっとずつが、大きな差になってるんやろうなぁ。

僕もくまのエクスペリエンス&熊野を世界水準にできるように、
これからもいろいろ考えて、チャレンジして行こう、
決意を新たに来月(節分)から2010年を迎えることができそうです。
がんばるぞー!

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このページは、KumanoExperienceが2010年1月26日 22:12に書いたブログ記事です。

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